乱痴姫の成分の詳細
乱痴姫(ランチキ)は女性の敏感な部分に直接塗ることで、女性の性的快感が増すという女性用媚薬なのですが、果たしてその実力は確かなのでしょうか。
販売ページの内容が過激であるため不安に思う方が多く、検証してほしいとのリクエストを多数いただきました。
公開されている乱痴姫の成分の一覧は以下のとおりです。
乱痴姫の成分
ワセリン、ミネラルオイル、ミツロウ、メントール、カキタンニン、カフェイン、カンフル、 酢酸トコフェロール、硫酸Na、グリセリン、グリシン、硫酸亜鉛、水、クエン酸、プロピルパラベン、イランイラン花油
公開されている成分は以上になります。
気になる添加物ですが、防腐剤としてプロピルパラベン、酢酸トコフェロールが配合されているようです。
酢酸トコフェロールはビタミンEの別名です。
プロピルバラベンについては人工的に合成された成分ですが、化粧品に多く使われていたり、一部では食品にも使われているなど、安全性には問題ありません。
成分の内容ですが、ワセリンをベースとした自然由来の成分が配合されたクリームといったところでしょうか。
ワセリンは軟膏のベースとして幅広く使われていますし、成分には問題がないように思います。
カンフル
カンフルは樟脳(しょうのう)とも呼ばれる生薬成分です。
クスノキの樹脂からとれる油の主成分であり、ハッカのように強い香りと刺激があります。
血行を促進し、痛み止めや痒み止めとして利用されています。
刺激性のある清涼感があるため、女性の敏感な部分に塗ると程よい刺激を与えることでしょう。
女性のセックスにおける性交痛を緩和するだけでなく、血行を促進することで女性の性感帯をより敏感にすることも期待できます。
硫酸Na(ナトリウム)
硫酸ナトリウムは人体に対する安全性の高い物質の1つであり、温泉の湯に含まれていることの多い成分です。
皮膚の角質を柔軟にし、古い角質を取り除く作用があり、皮膚の感受性を高め、さらに敏感にすることが可能です。
女性器が切れてしまうことを防ぎ、皮膚の伸縮性を伸ばすため性交痛の予防にも◎。
下剤の漢方として利用されていることもあるため、媚薬目的で使うのであれば口に入れることはお勧めできません。
カキタンニン
実は柿は古事記や風土記などの古書物にも書かれているほど、古くから食用や薬として利用されてきた果実だということをご存知でしょうか?
独特の渋み成分であるシブオール(タンニンの一種)は薬効があるとされ、漢方などでも用いられてきました。
シブオールは性欲の妨げになる交感神経を抑える作用がありますので、飲みすぎによる女性の性欲ダウンを防いでくれます。
他にも動脈硬化や貧血の防止に用いられることもあり、血行を促進するイランイランなどの成分ととても相性が良いです。
イランイラン花油
イランイラン花油はインドネシアをはじめとする東南アジアに自生するイランイランの花から抽出したエキスのことを指します。
専門的には「酢酸ベンジル」というエステル類が由来だとされており、ホルモンバランスを整えてくれます。
香りは精神をリラックスさせ、性欲を向上させるため、インドネシアでは新婚初夜を迎えるカップルの枕元に置くのが伝統になっています。