塗るタイプの媚薬によく配合されている成分まとめ
エストロゲン(卵胞ホルモン)
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは女性ホルモンの分泌不足による不感症を改善し、女性が絶頂を迎えやすい体内環境を作り出します。
また加齢が原因として起こる女性ホルモン不足を緩和し、更年期障害の症状を和らげます。
このエストロゲンは女性の月経周期によって分泌される量が変わり、特に排卵日の前週ではエストロゲンの分泌量が最も多くなります。
エストロゲンの分泌量が多くなると女性の性欲が上がったり、行動が活発的になったりします。
逆に月経の週ではもっともエストロゲンの分泌量が少なくなり、女性は疲れやすくなったりやる気がでないなどの症状が現れます。
塗るタイプの女性用媚薬に含まれる場合は、皮膚に塗布することでゆっくりと体内に取り込まれるので、肝臓に負担をかけることなく利用することができます。
L-アルギニン
アルギニンは性ホルモンの分泌を活性化させることが分かっています。
一酸化窒素という物質を血管内に生成させ、血管を拡張し血行を促進する効果があります。
このアルギニンの効果はノーベル賞を受賞するなどしたことから世に広く知られるようになり、今やアルギニンは滋養強壮作用のある健康食品には欠かせないアミノ酸になりました。
シトルリンと併用することによって効果がさらに高まるという専門的な研究結果があります。
アルギニンによって体内に生成された一酸化窒素にはホルモン分泌や調整に深く関わっている可能性が高く、マウスを使った実験では実際にテストステロン(性ホルモン)を増やしたという研究結果が公開されています。
L-シトルリン
シトルリンは体内で生成できないため外部から摂取しなければならない必須アミノ酸の1つです。
アルギニン同様に血管内に一酸化窒素を生成し、血行を促進します。
スイカやキュウリなどに多く含まれており、近年で最も注目されているアミノ酸の1つでもあります。
男性のペニス増大サプリメントに配合されていることで有名な成分ですが、老廃物の体外排出やむくみの解消など女性にも嬉しい働きがあり、媚薬だけではなく近年女性用の美容製品にも配合されるようになりました。
アルギニンと同じようにテストステロンやプロゲステロンなど性欲に関係性のあるホルモンの分泌量改善が期待されているため、今現在でも研究が進められているアミノ酸の一つです。
マカ
ご存知の方も多いマカはペルー原産の栄養豊富な野菜です。
滋養強壮はもちろんのこと、アルギニンが豊富なので精力剤としても多く用いられています。
トンカットアリ同様に男性ホルモンの分泌を活発化させ、女性を活発的にし性欲を向上させます。
マカはその人気の高さから日本でも栽培されるように品種改良され、アルギニンの含有率が従来の品種よりも飛躍的にアップするなどその働きは日に日に高まっていくばかりです。
イギリスの科学グループであるバイオメド・セントラルでは以下のような実験が報告されています。
2年間に渡ってED・性的欲求の強さ・セックスの満足度が改善するかどうか実験を行なっています。
実験の結果、マカが含まれていないサプリメントを飲んだグループよりも本当にマカが含まれているサプリメントを飲んだグループが男女ともセックスの満足度が改善しました。
20%から30%の男性被験者が満足度UPを実感、45%から50%の女性被験者が満足度UPを実感しています。
マカには男性の勃起不全や性欲不信など人間の性機能を改善するという研究結果が各国で報告されています。
カンフル
カンフルは樟脳(しょうのう)とも呼ばれる生薬成分です。
クスノキの樹脂からとれる油の主成分であり、ハッカのように強い香りと刺激があります。
血行を促進し、痛み止めや痒み止めとして利用されています。
刺激性のある清涼感があるため、女性の敏感な部分に塗ると程よい刺激を与えることができます。
女性のセックスにおける性交痛を緩和するだけでなく、血行を促進することで女性の性感帯をより敏感にする作用があります。